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梁瀬 洋 弁護士

やなせ ひろし

やなせ代々木上原法律事務所 〒151-0064 東京都渋谷区上原1-32-17-402
注力分野
離婚・男女 相続 消費者問題
取扱分野
借金・債務整理 労働 不動産・建築 企業法務 親子・家庭

事例1:W不倫の行き着く先は、もとのさやに納まることもある 離婚・男女

依頼内容

うちの夫は、結婚していて子どももある女性とこれまで不倫関係にあったとして、その女性のご主人からうちの夫に慰謝料を払えと訴えてきたのですが、どうしたらよいでしょう。

解決方法・結果

どちらの夫婦にも、子どもがいるとか、少しはまだ相手に愛情があるため離婚をしたくないと考えている場合とそうでない場合と解決方法は異なります。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

両夫婦ともまだ離婚まではしたくない場合は、あなたの奥さんに不倫相手の女性に対して同じく慰謝料を払えと訴えてもらえば、慰謝料の額は互いの夫婦単位では差引きされて、損害はないことになります。但し、最近は多いと思いますが夫婦の財布が互いに別々の場合は、慰謝料は不倫をされた配偶者だけのものになりますから、やはり不倫は痛い代償を伴うことになり、結果的に互いに不倫をされた配偶者が慰謝料を受取り、それなりに慰謝されることになります。慰謝料を払えと訴える人が、自分の配偶者と別れてもいいと考えている場合は、不倫というのは不倫をされた配偶者に対して、不倫した二人が共同して不法行為をしたことになりますから、離婚は後に置いておくとして、まず不倫相手に悔しさをぶつけるため慰謝料請求で訴えるなら、不倫行為をした二人両方を一度に訴えないと、自分の配偶者については慰謝料請求では許したような形になり、一般的に受取れる慰謝料額が相対的に少なくなってしまうことを注意してください。

事例2:女性が強くなったと言われる今日、やはりあった逆DV。 離婚・男女

依頼内容

妻に毎日のように暴力を振るわれ、家事の大半もさせられているうえ、大好きな子どもとコミュニケーションをとることも制限されています。

解決方法・結果

相談される前は、女性が男性を殴るような逆DVが本当にあるとは思いませんでしたが、本気になれば力だけでは夫であるあなたの方が強いのでしょうが、女性の方はヒステリックな大きい奇声をあげて暴力を振るうため近所に恥ずかしいことと、根本的にあなたが暴力行為が嫌いであることから、ここまでになってしまったことがよくわかりました。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

ケガの写真などで立証可能な逆DVという離婚理由は備わっており、奥さんが嫌だと言っても離婚はできると思いますが、奥さんが子どもには暴力を振るっていない場合、子どもの親権奪取は困難を伴います。しかし、シングルファザーとして子どもを育てて行ける環境にある場合は、父親であっても親権奪取もかなうものと思います。

事例3:外国で別の女性と生活し、生きていることは確かだが、どこに住んでいるのか分からない夫と離婚したい。 離婚・男女

依頼内容

生死不明が7年以上続いている場合は、失踪宣告という方法で死別離婚ができますが、生きていることが確かな場合はそれはできません。

解決方法・結果

離婚するには、原則としてまず話合いの場をもうけるため調停の申立てをしなければなりませんが、それができない場合ですので、いきなり離婚訴訟を提起できるでしょう。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

あなたの場合、調停を抜きにして離婚訴訟を提起できますが、訴状が相手方に送達されなければ裁判を始められません。そのため送達は、公示送達といって裁判所の掲示板に一定の期間書面を掲示することで、送達されたとみなす方法をとるしかありませんが、そのためにはいろいろと努力しても相手である夫の住所が分からないということを裁判所に明らかにしなければなりません。それができれば欠席判決で、明らかになっている夫婦共有財産の半分と悪意の遺棄を理由にした慰謝料等を取得できます。

事例4:相続放棄か限定承認かどちらがよいでしょうか。 相続

依頼内容

父親とはわけあって長い間音信不通でしたが、この度近所で世話をしていた人から半年前に父親が死亡したことを聞かされました。父親には預金が数千万円あることは分かりましたが、長い間会っていないのでどういう生活状態だったかも分からないため負債があると困るのでどうしたらよいでしょうか。

解決方法・結果

一般的に預金が数千万円もある人が、負債がそれを上回ることは考えにくいですが、どうしても心配ならば相続放棄か限定承認をすることができます。相続の承認や放棄は、父親が死亡してからでなく死亡したのを知ってから3か月ですので、まだどちらもあなたはすることができます。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

相続放棄をするとプラスの財産を全く取得することができませんし、この相続に関しては、あなたという人間は存在していないものとして扱われますので、そのあなたのお子さんも同様となり代わりに相続することもできません。よって、この場合はたとえ負債があっても、プラスの財産の範囲内だけ返済の責任を負えばよいという限定承認をするのがよいでしょう。但し、限定承認は、相続人全員でしなければならないため一人でも反対者がいればできませんが、あなたの場合は相続人は二人であり、もう一方も同意しているようですから問題なく、後は限定承認をしたことを官報という国の新聞に掲載する手続などをしなければなりませんが、それは弁護士が全て行いますから安心してください。なお、相続放棄は、弁護士に頼まず家庭裁判所で簡単にご自分自身でできます。

事例5:亡くなられた方の甥や姪が相続人となる場合、あまりがめついのは、それダメ!でほどほどに。 相続

依頼内容

小さいころにはよく遊んでもらったりした叔父が亡くなったということで、その叔父の養女になった人の息子から、その叔父の甥にあたる私に相続放棄をしてもらいたいとの連絡がありました。法律上もらえる分はきっちりともらいたいような気もしますが、どうしたらよいでしょうか。

解決方法・結果

この場合、亡くなった叔父さんに実子がいなかったので、養女をとったものと思いますが、あなたのお母さんであるその養女となった人が、今回亡くなった叔父さんより先に亡くなっていたため孫にあたる養女の息子であるあなたには法律上当然には相続権がないため、相続放棄を要求してきたものと思われます。この点、それを避けるためには叔父さんの孫にあたるあなたも、叔父さんと養子縁組をしていないといけなかったのですが、それを忘れていたものと思います。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

あなたは亡くなられた方の親族で、血がつながっているとしても甥っ子、姪っ子になると、長い間会うことや親しく話すこともなかったのであり、今回その叔父さんのお葬式に出ていないばかりか、亡くなったこともしらなかったのですから、法律上は養子になっていなかった孫には一銭も相続はなされず、あなたがすでに亡くなっているお母さんに代わって相続する(代襲相続)することになりますが、こういう相続はいわゆる「棚から牡丹餅」ですから、法律上の相続分をきっちりともらおうとすると、紛争になり解決が長引くことが多々ありますので、あまり欲をはらずにほどほどのところで手を打つのが得策です。この点、紛争になった場合相手方も立替金などを多額に請求したり、死因贈与契約がなされていたなどと主張するため、こちらが100パーセント勝てるという保証がないことを付け加えておきます。

事例6:父親が遺言書で遺産の全部を他人に遺贈し、しかも私を相続人から廃除するとしていた場合。 相続

依頼内容

この場合、お父さんの生前の意思に従うことも故人を思えばそれも一つの手かもしれませんが、通常はそれを受け入れることはできないでしょうから、その場合はあなたのお母さんが既に離婚している場合は、他に兄弟がいない場合あなたが唯一の相続人であって、あなたには一定の遺留分という取り分があります。また、廃除とはあなたがお父さんに対し、虐待をしていたり、重大な侮辱行為をしたり、あなたに著しい非行があった場合に認められるものです。

解決方法・結果

その取り分を取得するためには、遺贈を受取る人(受遺者)に対し、その旨を主張する必要があって、それを法律上、遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)と言います。また、廃除については、余程のことがない限り認められないので心配はいりません。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

廃除については、特に遺言による場合はかなり困難であるのが一般的であり、裁判所は簡単に棄却します。また、遺留分減殺請求であなたは遺産の2分の1を確保できますが、お父さんが亡くなって、かつ自分の遺留分が侵害されていることを知ってから1年以内に受遺者に対して、遺留分を請求する旨を直接通知しておかないと認められなくなりますので気を付けてください。

事例7:2年間も男女関係にあり、いずれは結婚できると思って付き合っていた男に妻子がいた(結婚詐欺)。 消費者問題

依頼内容

2年前に出会い系サイトで知り合った彼は、終始独身であると言っており、私の前ではそのように振る舞っていたのでしょうか、最近まで妻子持ちであるとは全く思いませんでした。飲食代等いろいろと貢がされて、もてあそばれており、悔しくてしようがありません。

解決方法・結果

あなたがおごった飲食代やプレゼント代さらには、性的な行為を金に換算して、それを損害として請求することは、いまさらながらかなり困難です。このような場合、結婚を前提に何千万円も彼に貸したが返してもらえないというような究極の結婚詐欺と違い刑事上犯罪の成立を認めるのは困難です。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

29歳という適齢期にあったあなたが、2年間も結婚を夢見てその男に拘束されたことは、女心をもてあそぶものであり断じて許されるものではありません。よって、その男に対し人格権や貞操権侵害で損害を被ったとして不法行為に基づく慰謝料請求をするか、婚約ないし結婚の約束を不当に破棄したものとして債務不履行責任を追及し、懲らしめることができると思います。

事例8:購入した中古住宅が欠陥物件だった。 消費者問題

依頼内容

人の寿命が延びているので、これから賃貸物件に住み続けるより、いずれは自分の所有物となり、それ以降は固定資産税以外はあまり費用がかからないと思い、ほぼ全財産をはたいて中古住宅を購入したところ火災物件であり、住んでいるうちにクロスがカビてきて、燃えたようなにおいがするようになってきたので、クロスをとがったもので突いてみたところ、クロスの下が数センチ空洞になっていて、コンクリートの壁は真っ黒けであり、どこからか水が漏れているのか湿ったような状態になっていました。

解決方法・結果

あなたが購入するときに、火災物件であることを知らされていない場合はもちろんですが、火災物件であると聞かされていた場合でも、少し微妙になりますがクロスに細工をして、大した火災ではないと繕っていたことは問題です。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

欠陥の程度にもかかわってきますが、詐欺による売買契約の取消し、クロスの細工によりひどい火災を隠しており、隠れたる瑕疵があったとして売主に対し瑕疵担保責任(契約内容不適合責任)を追及できます。但し、不動産業者については、売主から火災物件であることを知らされて売却を依頼されていたが、クロスの細工を見破れなかったような場合に責任を追及できるかであり、火災の程度をどこまで知っていたか、クロスを突いたりはがしたりする義務まであったかが問題となるでしょう。

事例9:まるでハゲタカかハイエナのように人を食い物にする原野商法という名の(振込め)詐欺。 消費者問題

依頼内容

長野の田舎に、バブル期に値上がりを見込んで別荘地を購入しましたが、バブルがはじけて値段がガタ落ちしたことと、そもそも長野の奥地は冬は雪に埋もれて使い物にならないことなどから、ずっと塩漬けになっていた時価100万円の土地を高く買いたいという人がいるとして不動産業者から電話がありました。固定資産税だけ払って眠らせている土地を買ってくれる人がいるだけでありがたいとして話に乗ったところ、結果的にその土地は取り上げられたうえ、固定資産税の支払も不要とされているような北海道の僻地の土地を二つも2000万円もの高額で買わされてしまいました。

解決方法・結果

あなたは、弁護士に相談に来るまでまだ不動産業者を信じようとしていたようですが、そこが彼らの詐欺の腕の見せ所だったのであり、気付いた時には丸裸にされて、さらに死骸まで食いに来るというのが彼らの仕業です。

<梁瀬 洋弁護士からのコメント>

彼らの手口は、まず土地を売却するための保証金だとか宣伝費だとか、いろいろな名目で数十万円をまず支払わせて、それを無駄にしたくないと考える人に対して、さらに高値で購入してくれる人に実際に売却するために一度不動産名義を不動産会社に移転して、その土地を整備した後(整備のお金は最終的には買主が支払うが一旦売主が支払ってくださいとして数百万を振込ませ)、また名義をあなたに戻して、その時点で正式に高値で購入したいという人と売買契約をしますなどとして、それに従っていると契約書上は本当に不動産会社にその土地を売却して、反対に北海道の無一文の土地を購入したという契約をさせられたりします。そして、しばらくして不審に思い不動産業者にいつ正式な売買契約ができるかなどと電話しているうちに、今度は被害者救済団体だとか名乗って、さらに数十万円を要求するようなことをしてきます。よって、何でも詐欺ではないかと思ったら、このような民事がらみでは警察はまず相手にしませんので、初回相談は無料ですから、恥ずかしがらずに直ぐに弁護士に相談して下さい。早ければ早いほど損害額の回収率が高まりますので、決して何百万の何千万も損害を被らないでください。